夏休み後半。いかがお過ごしですか?

こんにちは。
ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

少し暑さも落ち着いてきた今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。


私たちスタッフも、子供たちの夏休みに合わせてそれぞれの家庭で、それぞれの夏休みを過ごしています。

我が家についていうと、先日まで西湖でキャンプをしていました。
カヌーからの朝陽が綺麗だったのは言うまでもなく… 感謝感激でした。


帰宅後、キャンプ場の管理棟から持ち帰ったフリーペーパーを読みました。その中のコラムが興味深かったのでご紹介します。
『山の日』(今年は8月11日でした)の協議会また日本山岳ガイド協会の理事長  磯野 剛太さんのコラムです。



(以下、コラムより抜粋)
そもそも山の日の意義は、“山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する’である。この意義を発展的に捉え、協議会では大きく4つの目的と事業を掲げている。
簡単に言えば①たくましい子供たちの育成、②山と自然での事故・災害の防止、③森林と水源を守る、④地域社会の活性化  である。
実はこれら4つの題目には人として共通の考え方が重要であり、それなくしては本質的にこれらの目標を達成することが出来ないと言える。それは、人として生きてゆく原点に立ち帰ることであり、自らの感性を研ぎ澄まし、自覚を持ち、自立をし、自己責任を持つと言うことである。祝日『山の日』は、明治維新150年を迎える現代の世の中で、人間が失ったものを取り戻すきっかけでもある。



…と、この後にも磯野さんの自然との向き合い方やその意義などについての教えが続くのですが、わたしが面白いなぁと感じたのは、磯野さんが大人向けのカルチャーセンターで登山や山歩きの話をする時に必ずするというお話。

 まずは人が持つ本来の能力を取り戻すことから始めようと勧めます。それは、この一世紀の間、より便利になった環境の中で失ったものを自覚して日々の生活の中で鍛え直すということ。

鍛え直す、とはこんなことだそうです↓

✴︎まずは日常生活の中で歩くことが重要。唯一二本足で歩くことができる人としての能力を、乗り物やエレベーターが無い時代の人達に近くまで高めようとする事。(これは車生活に慣れてしまった私には到底無理そう😔)

✴︎暑さ寒さを自ら自覚できるようにする。気温の変化を感知するために、毎朝自分で外にでて外気の温度を感覚的に測る。回数を重ねると寒暖計とほぼ一致するようになる。

✴︎都会生活の中で、常に“北”という方角を意識する事が肝心。一歩外に出たらいつでもこの意識をもち、今いる場所の東西南北を把握する。古来人間が普通にやってきた事。難しいことでは無いが、自ら自覚して行うこと。


…だそうです。
磯野さんがこのような話をするのは、“本来人がもつ五感を研ぎ澄ますことが、山や自然の中へ入り込むことへの、そして自らを救うための助けとなるから”。


そうだよなぁ…と思います。
こういう事が出来ていたら、有事の際、人として強く生きられるのだろうなぁと思います。日々、いかに温室でのほほんと生活をしていることかとも感じます😥


でも、こんなに難しく考えてキャンプしている訳ではなくて。3泊だから、楽できるとこは手を抜いて行こう!なんて考えたりして。
(私なんてカヌーで普段使わない筋肉を使い、胸筋痛を感じる情けなさ💦💦)

でも、子供たちは暑くなれば湖で遊び、ガクガクするほど遊んでは焚き火で身体を温めて、今度は虫取りやお絵かきをしていました。
子供なりに方角を意識してもいたし、普段の何倍も身体を使って遊んでいた。ついでに頼んでもいないのに私達大人を笑わせようとお笑いダンス?みたいなものも披露してくれたり。笑うって必要だな…なんて教わってしまう。
だから、毎年ちょっと準備は億劫ではあるけれど、今年もキャンプに行けて良かったと思うのでした。


休み前に来店されたお客様と、夏はキャンプに行きますという話をしたとき、『私は今でこそ夫婦では行きますが、子供が小さい時にもっと行けば良かったと思ってます。精一杯楽しんできてね』とお言葉をいただきました。
(Kさま、行ってきましたよ!)



そんな夏休みもあと少し。
すっかり家庭モードになっている心と身体を、両立モードにシフトしていきます。

お客様とまた、日々の事や読んだ本のこと、窓からの景色についてなどをお話出来ることを楽しみにしています🌿


長い文章、お読みいただきありがとうございました😊
次回の更新では、9月のヨガのスケジュールなどをUPします。
ぜひ目を通して頂ければ幸いです🌿










Nishi-Tei

book&cafe Nishi-Tei 12月9日㈪は終日貸切です 《営業時間》 11時~16時 (15時最終入店) ※駐車場は予約制です。お車でご来店の際には必ずご予約ください。

0コメント

  • 1000 / 1000