ニシテイ book便り vol.2
皆様こんばんは。
今日も暑かったですね。
今週もご来店下さいましたお客様に、心よりお礼申し上げます🕊
さて、今日はとても魅力的な本を紹介させていただきます📕
『翻訳できない 世界のことば』創元社刊
エラ・フランシス・サンダース 著
前田まゆみ 訳
この本、実はずっと前から気になっていました。お客様に図書館勤務の方がいて、この本についてお話ししたこともありました。
話題の本だったので、ご存知の方も多いかと思いますが、お許しください😊
ひとことでは訳せない、どこかの国の言葉。
一時期、日本語の『もったいない』が、外国語訳しにくい貴いものだと注目されたことがありましたね。
この本は、そういった世界の言葉を 美しいイラストとともに紹介しています。
たとえば、イヌイット語の
『IKTSUARPOK』
意味は、
〜誰かきているのではないかと期待して、何度も何度も外に出て見てみること〜
だそうです。
厳しい氷雪地帯に生きるイヌイットの人々が、客人の訪れを心待ちにしている風景が浮かびました。なんだかロマンチックです。
↑こちらはフィンランドの言葉を紹介したもので、その意味は
〜トナカイが休息なしで、疲れず移動できる距離〜
…‼︎
疲れずって…。
もはやお笑いのネタにすらなりそうです。
面白いけれど、トナカイと暮らす人々にとってはとても便利な言い回しだとか。
ちなみに約7.5kmだそうです。
このような感じで、言葉が文化と共にあることが本当によく分かる、素敵な一冊です。
是非、コーヒーのお供に、開いて見てくださいね☕️
来週も、お客様のご来店をお待ちしています🌿
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